人手不足を感じている企業の割合は、なんと51.7％にものぼっています。

株式会社東京商工リサーチ：TSRデータインサイトより

来店型の保険ショップやネット保険の広がりとともに、生命保険や損害保険を販売する保険代理店は年々減少しています。
東京商工リサーチの調査によると、2021年の休廃業・解散は507件と、調査を開始した2000年以降で最多を記録しました。

自動車保有台数の減少、大手資本の傘下の来店型ショップ乱立、保険会社が直接Amazonを通じて保険を販売するサービスの開始など、保険代理店を取り巻く環境は非常に厳しいものとなっています。

これまで保険といえば、保険会社の営業職や代理店による営業が中心でした。
しかし時代や人々の価値観が変化するにつれて、独立型の保険ショップが消費者のニーズをつかみ、市場を席巻。
そこへ大手や異業種の参入が重なり、古くから頑張ってきた保険代理店の淘汰が進んでいます。

「この先、保険代理店業界はどうなっていくのだろう……」
「果たして自社は生き残れるのだろうか……」

そのような漠然とした不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。

しかし、どんなに時代が変わっても、保険代理業ビジネスの「本質」は今もこれからも変わりません。

その本質を理解し、お客さまから選ばれる代理店となって多種目販売の仕組みづくりが実現できれば、小さな代理店でも生き残っていけるのです。